2010年 09月 17日
映画一揆ミーティング中 |
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by eigaikki
| 2010-09-17 19:54
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2010年 09月 17日
映画一揆 井土紀州2010
今ある星座をぶっ壊せ わたしは自分で星座をつくる 井土紀州監督作品 新作含む7作品一挙上映! 2010年11月13日(土)~12月10日(金) 会場 ユーロスペース 連日 21:00スタート 11月16日(火)ラザロ『蒼ざめたる馬』+『複製の廃墟』 11月17日(水)ラザロ『朝日のあたる家』 ※上映後トーク ゲスト:高木 登(脚本家、演劇ユニット「鵺的」主宰) 『ラザロ‐LAZARUS‐』 「蒼ざめたる馬」篇 + 「複製の廃墟」篇 2007年/120分/デジタル/16:9/カラー ◆“怪物”マユミと彼女の意志と精神に翻弄された女たちの犯罪劇。井土流犯罪映画の真骨頂!! 「蒼ざめたる馬」 監督:井土紀州|プロデューサー:木村文洋、吉岡文平|脚本:板倉一成、井土紀州 |撮影:鍋島淳裕|音楽:花咲政之輔/太陽肛門スパパーン 出演:弓井茉那、成田里奈、東美伽、大沼幸司 「ラザロ」伝説の幕開けとなる記念碑的作品。荒削りながらもエネルギーにあふれ、活劇の魅力に満ちている。 (作品解説) 元始、女性は太陽であった。今、女性はテロリストである――男の死体を見下ろす女、女、女! 女たちの円陣が鮮烈に印象づけられるトップシーン。元は妹思いの素朴な田舎娘だったマユミも、今や「金持ちのボンボンが一人死んだらその分世の中が平等になる」と嘯く革命家である。愛(=神)の前に陥落したラスコーリニコフを冷笑する彼女は、理念による殺人を正当化し揺るぎない。だが色恋という最も“女くさい”宿業によってグループが瓦解した時、彼女はテロと「女」の間に横たわる齟齬の深さを思い知る。即ち『ラザロ』の通奏低音である。 港岳彦(脚本家『ちゃんこ』『イサク』『結び目』) 「複製の廃墟」 監督:井土紀州|プロデューサー:吉岡文平|脚本:森田草太、遠藤晶、井土紀州 |撮影:鍋島淳裕|音楽監督:花咲政之輔|音楽:太陽肛門スパパーン 出演:東美伽、池渕智彦、小野沢稔彦、進藤都夫、伊藤清美 (作品解説) 三部作の掉尾を飾る本作にはマユミの実存を脅かす人物が登場する。マユミを盲目的に愛する女ナツエ(伊藤清美!)。彼女は言う。「私は機械みたいに割り切って生きられやしない」。テロ/メロドラマが孕む矛盾を体現する彼女は、燎原の炎の様に広がる経済テロも、男たちが紡ぐミステリー映画の意匠も、全てを経血の如き黒い情念で塗り潰す。その愛が狙い撃ちするのは、恋した男の殺害を清算し切れないマユミの“女ごころ”だ。女たちが湿った性愛の匂いを漂わせ始めた時、テロは美しい傷跡を残して終熄。だが血の風は決して止む事がない。 港岳彦(脚本家『ちゃんこ』『イサク』『結び目』) 『ラザロ‐LAZARUS‐』 「朝日のあたる家」篇 2007年/81分/デジタル/16:9/カラー 監督:井土紀州|プロデューサー:西村武訓、吉岡文平|脚本:西村武訓、吉岡文平、井土紀州 |撮影監督:鍋島淳裕|録音:小林徹哉|音楽監督:花咲政之輔|音楽:太陽肛門スパパーン 出演:東美伽、堀田佳世子、小田篤 ◆“怪物”マユミはいかにして生まれたか。シリーズ完結編にして、井土映画が新たな ステージを迎えた記念碑的作品。 (作品解説) こんなにも恐ろしいのにホラーじゃないんですよこの映画。ホラーって言ってくれた方がどれだけ楽に観れたか。青春映画?って思う瞬間もあるけど、その罠にひっかかったら痛い目あいますよ。冒頭と最後に現れる工場の煙突、あれ気になりました。吐き出す煙の流れが最初と最後じゃ違うんですよね。誰かをこの場へ導き、最後は送り出すメタファーともとれるんですけど、この映画に導かれたあなたも観たあとでは全く違う人間として出て行くことになるってメッセージだと個人的には受け取りました。マユミは“怪物”になれてほんとに良かった。そうじゃなきゃろくな人生歩んでなかったと思うから。そういう意味では井土監督は恐ろしいけど優しい人なんだと思いますね 佐藤佐吉(映画監督・脚本家『東京ゾンビ』『昆虫探偵ヨシダヨシミ』) #
by eigaikki
| 2010-09-17 15:19
2010年 09月 17日
映画一揆 井土紀州2010
今ある星座をぶっ壊せ わたしは自分で星座をつくる 井土紀州監督作品 新作含む7作品一挙上映! 2010年11月13日(土)~12月10日(金) 会場 ユーロスペース 連日 21:00スタート 11月14日(日)『LEFT ALONE 1』 ※上映後トーク ゲスト:荒井晴彦(脚本家)、上野昂志(評論家) 11月15日(月)『LEFT ALONE 2』 『LEFT ALONE 1』 2005年/93分/デジタル/4:3/カラー 『LEFT ALONE 2』 2005年/109分/デジタル/4:3/カラー 監督:井土紀州|製作:吉岡文平|撮影:伊藤 学、高橋和博|整音:臼井勝 出演:スガ 秀実/松田政男、西部邁、柄谷行人、鎌田哲哉、津村 喬、花咲政之輔 ナレーション:伊藤清美 ◆今なお左側を歩き続けることの孤独。68年革命を巡る一大ドキュメント。勝手に読んで、勝手に使え!! (作品解説) 井土紀州は68年に生まれている。全共闘による新左翼運動は69年に頂点を迎え、その後は大衆的な支持を得られなくなる。彼の自分が生まれた時代へのこだわりから映画が始まったのではないだろうか。69年の闘争を語るインタビューとともに2001年に早稲田大学で起こった「サークルスペース移転阻止闘争」のドキュメント、語られる二つの時代。最も驚くべきは自己の生年にこだわった筈の井土がやがて複数化されることだ。もはや井土は一人の井土でなく無数の井土となり、二つの時代も限定された二つの時代でなく「時間」という途轍もない地平に辿り着く。製作の長い年月が化学反応を起こしてしまい出来た稀有で幸せな映画だ。 瀬々敬久(映画監督『感染列島』『ヘブンズストーリー』) #
by eigaikki
| 2010-09-17 14:56
2010年 09月 17日
映画一揆 井土紀州2010
今ある星座をぶっ壊せ わたしは自分で星座をつくる 井土紀州監督作品 新作含む7作品一挙上映! 2010年11月13日(土)~12月10日(金) 会場 ユーロスペース 11月13日(土) 『百年の絶唱』 1998年/87分/16mm(8mmブローアップ)/スタンダード/カラー 脚本・監督:井土紀州|製作:吉岡文平、中澤純子|プロデューサー:松岡 亮|撮影:西原多朱|追加撮影:高橋和博|照明:伊藤 学|録音:菊池信之 出演:平山 寛、葉月 螢、坪田鉄矢、加藤美幸、佐野和宏 ◆公開当時、インディペンデント映画としては異例の動員を記録した伝説の映画が、12年の時を経てユーロスペースに凱旋! (作品解説) 井土紀州には二つの貌がある。まず説明不要百戦錬磨の脚本家として。では監督としての貌は?異形だ。なぜこんなに歪なんだ。殊更この二つを分ける必要もない筈。でも…。以前、脚本家には撮影という祭りがないんだよ毒も溜まるさ、と井土さんが言った。そうか監督井土紀州の吐く濃密な毒が映画一揆そのものか。解剖井土紀州。数珠繋ぎの作品群、スピリチュアル・ムービーズ。数珠?馬鹿お前ぶっちぎって飛び散らすんだよ、とみたぁ。映画一揆は『百年の絶唱』からとっくに始まってたんすね、いづっさ~ん。 「ここは第九だろ第九」異形の美声が聴こえる。 富田克也(映画監督『国道20号線』『サウダーヂ』) #
by eigaikki
| 2010-09-17 14:19
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