2011年 06月 11日
名古屋近郊の皆様へ【映画一揆 作品紹介その3(再掲載)】 |
映画一揆 井土紀州2011 in 名古屋 ええじゃないか!
上映作品紹介 『泥の惑星』
『泥の惑星』
2010年/53分/デジタル/16:9/カラー
監督:井土紀州|脚本:天願大介|撮影:高橋和博|照明:吉川慎太郎|録音:岩丸 恒
助監督:川﨑龍太|装飾:森田博之|メイク:増田加奈|記録:成冨佳代|編集:小林由加子|音楽:平山準人|整音:福田 伸|制作進行:吉川正文、富永威允|制作デスク:大西弘幸|協力プロデューサー:吉岡文平|制作協力:スピリチュアル・ムービーズ|プロデューサー:天願大介、加瀬愼一|企画・製作:日本映画学校
出演:千葉美紅、上川原睦、五十嵐彩佳、加瀬愼一
農業高校に通うハルキ達は毎日泥まみれになってレンコンを収穫し、なんとなく楽しく過ごす日々。「ずっとこんな感じだったら、それって幸せかな。不幸かな」そんな問いにも答えられないある日、ハルキは天文部の転校生、アキに一目惚れしてしまう。そうして回り始めたハルキの歯車につられるようにして、仲間達の歯車もまた回り始める。一方、校内の植物は原因不明のまま枯れ始め・・・。
「星座を破壊せよ。星と星の間に、新しい一本の線を引け」
彼らに、新しい線は引けるのか。
(作品解説)
井土紀州といえば「百年の絶唱」であり、「ラザロ」であり「行旅死亡人」だった。共感よりも戸惑いを、安心よりも衝撃を。時に過剰なほど観客を惑わせ、なにもそこまで的な衝撃だってへっちゃら。歪さはむしろ個性に。それが井土世界。そこへ「泥の惑星」である。青春映画である。地方、十代、童貞と三重苦の高校生たちが、将来への不安と欲求不満の悶々を、矛盾なく混同させてレンコンを掘る。当然レンコンを使った下ネタは女子に見せずにいられない。男子ってほんとバカねー。もっと言って。もっと笑って。童貞の偶像ホールデンもいるよ。オナニーロックも聴こえてくるよ。青くて切実でキュートですらある四十路井土の新世界、ここにはじまる。
皆川ちか(映画ライター)
上映作品紹介 『泥の惑星』
『泥の惑星』
2010年/53分/デジタル/16:9/カラー
監督:井土紀州|脚本:天願大介|撮影:高橋和博|照明:吉川慎太郎|録音:岩丸 恒
助監督:川﨑龍太|装飾:森田博之|メイク:増田加奈|記録:成冨佳代|編集:小林由加子|音楽:平山準人|整音:福田 伸|制作進行:吉川正文、富永威允|制作デスク:大西弘幸|協力プロデューサー:吉岡文平|制作協力:スピリチュアル・ムービーズ|プロデューサー:天願大介、加瀬愼一|企画・製作:日本映画学校
出演:千葉美紅、上川原睦、五十嵐彩佳、加瀬愼一
農業高校に通うハルキ達は毎日泥まみれになってレンコンを収穫し、なんとなく楽しく過ごす日々。「ずっとこんな感じだったら、それって幸せかな。不幸かな」そんな問いにも答えられないある日、ハルキは天文部の転校生、アキに一目惚れしてしまう。そうして回り始めたハルキの歯車につられるようにして、仲間達の歯車もまた回り始める。一方、校内の植物は原因不明のまま枯れ始め・・・。
「星座を破壊せよ。星と星の間に、新しい一本の線を引け」
彼らに、新しい線は引けるのか。
(作品解説)
井土紀州といえば「百年の絶唱」であり、「ラザロ」であり「行旅死亡人」だった。共感よりも戸惑いを、安心よりも衝撃を。時に過剰なほど観客を惑わせ、なにもそこまで的な衝撃だってへっちゃら。歪さはむしろ個性に。それが井土世界。そこへ「泥の惑星」である。青春映画である。地方、十代、童貞と三重苦の高校生たちが、将来への不安と欲求不満の悶々を、矛盾なく混同させてレンコンを掘る。当然レンコンを使った下ネタは女子に見せずにいられない。男子ってほんとバカねー。もっと言って。もっと笑って。童貞の偶像ホールデンもいるよ。オナニーロックも聴こえてくるよ。青くて切実でキュートですらある四十路井土の新世界、ここにはじまる。
皆川ちか(映画ライター)
by eigaikki
| 2011-06-11 13:56